最近のRR強化に対する思い
最近再びRR新規の波が来た
次元箱:アーセナル
MACR:エトランゼ
VB19:エアレイド
3つ共微妙なカードだって!?
そんなことはない
新規カード紹介
《RR-アーセナル・ファルコン》
ランク7/ 闇属性/ 鳥獣族/ ATK2500/ DEF2000
レベル7モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから鳥獣族・レベル4モンスター1体を特殊召喚する。
②:「RR」モンスターをX素材として持っているこのカードは、その数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
③:「RR」モンスターをX素材として持っているこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。エクストラデッキから「RR-アーセナル・ファルコン」以外の「RR」Xモンスター1体を特殊召喚し、墓地のこのカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
発表時、wikiをはじめ各所でゴミカード扱いされて悲しかった思い出がある
当初考えてた活用法は《RRラストストリクス》で《RRレヴォリューションファルコン》を出して《RUM幻影騎士団ラウンチ》でランクアップさせる方法。
アーセナルの効果で、トリビュートをリクルートしてミミクリー落としてシンギング(or RRネスト)をサーチしてランク4を立てられる。ここからランク4のブルホーン、重ねてドランシア、効果でアーセナルを破壊し、アーセナルの効果でアルティメットファルコンを特殊召喚する。
このルートは細い展開だがトリビュート1枚から究極隼が目指せるルートであり、ラウンチで究極隼が出せる唯一のルートだ。
当時は面白いカードだと思ったが②の効果が死んでいると思った。しかし、エトランゼが来てから《RUMレイドフォース》と《RUMレヴォリューションフォース》を採用して組み直すとこれが思いの外強かった。
連続攻撃が弱い筈がない
ソウルシェイブ先候補
- 真竜皇V.F.D.
《RR-エトランゼ・ファルコン》
闇属性/ ランク5/ 鳥獣族/ 攻撃力2000/ 守備力2000
レベル5モンスターx2
①:このカードがXモンスターをX素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
②:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、「RR-エトランゼ・ファルコン」以外の自分の墓地の「RR」 Xモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、このカードをそのカードの下に重ねてX素材とする。
バニシングミミクリーで出すとバニラになってしまうので評価は低かった
ヴォルカ効果持ちとしてはエアレイドの登場で少し影が薄くなるものの実質1回の破壊耐性持ちで、破壊されてもストリクスを呼んでアドを稼げるのは攻撃特化のエアレイドとは違った強み。先攻で様子見として出すのも有効。
ちなみに、エアレイドにもある「相手によって破壊され〜」という条件は自爆特攻でも満たされる。
ソウルシェイブ先候補
《RR-レヴォリューション・ファルコン - エアレイド》
ランク6/ 闇属性/ 鳥獣族/ ATK 2000/DEF 3000
鳥獣族レベル6モンスター×3
このカードは手札に「RUM」魔法カード1枚を捨て、自分フィールドのランク5以下の「RR」Xモンスターの上に重ねてX召喚することもできる。
①:このカードがX召喚に成功した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊、その攻撃力分のダメージを相手に与える。
②:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。エクストラデッキから「RR-レヴォリューション・ファルコン」1体を特殊召喚し、このカードを下に重ねてX素材とする。
RRにも遂に重ねてランクアップが登場!
RUMを捨てる必要があるが、そのまま重ねられたらライトニングの悪夢再来なので当然の調整だろう。
RUMは捨てるだけなので勅命、魔封じの芳香などには影響されず、ナチュビ、タイタニックギャラクシー、サイフリートなどの魔法無効効果持ちもすり抜けてランクアップできる。
捨てるRUMの性能は関係しないので様々なRUMを投入しても腐りにくくなった。
- レイドフォース
墓地発動で他のRUMを回収できる
- スキップフォース
墓地発動で墓地のRRX蘇生できる
- 幻影騎士団ラウンチ
幻影RRなら容易にサーチ可能
- ソウルシェイブフォース・デスダブルフォース・ラプターズフォース
発動条件があり手札に腐りやすい
- カオスアージェントフォース
実質エアレイド専用だが2回使える
何より嬉しいのは②の効果。クリスタルウィングなどにX召喚時のヴォルカ効果が無効にされ破壊されても後続の革命隼で相手の場を焼く事ができる。革命隼単体では得られなかった制圧突破力を手に入れることができた。
そしてこのカード、効果発動にX素材を使わないのでそのままランクアップすれば素材の潤沢なアーセナルファルコンを呼び出すことができる。
RRのXモンスターは互いに効果が噛み合っていないとよく言われるが、場を荒らした後、連続攻撃を決めるというのがOCGオリジナルモンスターらしく効果が噛み合っていると思うのだ。
さて、これら3種の新規には共通する効果がある。それは、“破壊された時に後続をリクルートできる” こと!
エトランゼ → 基本的にストリクスを蘇生させディスアドを回復
エアレイド → 革命隼を呼んで敵を一掃
アーセナルは状況に応じた後続を持ってくる!
展開の細さとエースの耐性の薄さ(究極隼以外)が弱点だったRRにとって「タダでは死なない」効果は非常に有用!
叛逆するッ!
これからのRR強化は?
個人的に感じたのは、これら3種はラストストリクス軸からの軌道修正を目指した新規なのだろうということ。
RRはラストストリクスと究極隼の登場でイカサマじみたランクアップが横行しアニメのコンセプトが崩壊気味になっていた。(もっとも現環境の制圧下で叛逆するのは厳しいのだが)
また、戦闘ダメージを与えられないラストストリクスのデメリットは大きく、壊獣による除去が蔓延した現環境では究極隼ですら1ターン持つか怪しいところ。
故にアーセナル・エトランゼ・エアレイドはかつての「ストリクスを並べてアドを稼ぐ」戦い方に強化をもたらし、RRというテーマの方向性を矯正しようとする新規のようにも思われる。
また、エアレイドの登場で様々なRR専用RUMは採用しやすくなった。偶数時間でもレイドフォースを無理なく採用できる。
RRにはまだまだ課題が残されているが、取り敢えずこの3つは良新規だと僕は思う。
まとめ
これら新規の参戦によりRRも究極隼特化とは一味違った粘り強い殺意を得たのではないだろうか。
結論
究極隼特化も強いけど、これからは特化しなくても強いよ!
次回はこれらを実際に活用したデッキの例を紹介したいと思う。